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ECWのお~まい、があ~!!

エレ工房さくらい店主のお馬鹿な日々をつづったエッセイ?です。 「エレ工房さくらい」へは→http://ecwkit.nomaki.jp/ までお越しくださいね!
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♪反対の反対の反対の反対の反対は~♪

先日の中波AM放送の電波から74HCU04のゲートを幾つか通して(ほぼ)搬送波成分だけ抜き出す回路ですが、こうして取り出した(ほぼ)搬送波で、もとの電波をアナログスイッチでON/OFFしてあげると、以前ちょっと実験したアナログスイッチでAM変調をかける逆の動作となって、AM放送を復調できるはず。信号を反対にするインバータICとアナログスイッチとで、ほとんど同じような回路で変調/復調と反対の動作ができるのも面白そうです。
さっそく実験・・・と思ったら、今日は朝からPCがトラブってテンヤワンヤでしたので、また後日となってしまいました。
もちろん、こういった回路は私のオリジナルのアイデアなんかではなく、先人の素晴らしい知恵の結晶です。興味のある方は、例えば「ホモダイン 74HCU04」で検索すると、とても興味深い製作記事などがヒットするはずです。




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周波数カウンタの校正ごっこ

先日組み立てた、10ン年前に買った秋月周波数カウンタキット。クロックは高精度な発振器に変更しようと思っていたのですが、それではあまりに芸が無いので、何とか費用をかけずに校正(らしき事)ができないか?考えてみました。
費用が潤沢にあればルビジウムやらセシウムやらの基準発振器を買ってきてそれに合わせれば良いのでしょうけれど、数千円のキットのためにそんな事をするのも馬鹿げているような気もします。(もちろんそこまでして「正しい」を追い求める事は、とても「正しい」ことなのですが)
アナログTVの時代ならば、TVの信号の中から正確な周波数を拾い出す方法(秋月キットにもあった)もありましたし、今ならばGPSからの信号が使えるようで、そのような方法も検索すれば幾つもヒットします。ただ、やはりカウンタキットの値段の数倍の費用が掛かりそうです。
他に、身近に誰でも使えて、ある程度正確な周波数源は無いかと考えてみて、結局行き着いたのがAMラジオ。
といってもスーパーヘテロダインの局発とかを使うのではなくて、バーアンテナ&バリコンで同調した放送局の電波をカウンタで直接表示できるようにして、その放送局の周波数が正しく表示されるようにカウンタの発振回路のトリマを調整する方法。たしか中波AM放送の法規上の周波数偏差は±10HZだったので、(んで、実際にはもっと正確に会わせられているはずですし)数千円のキットカウンタの校正(ごっこ)ならばオンの字でしょう。
そしてブレッドボードで組み立てたのが、NHKの電波から594kHz(関東の場合です、他の地域では異なります、念のため)のC-MOSレベル信号を取り出そうぜ回路。と言っても簡単で、NHKに同調させたLCの電圧を2SK241で増幅して、さらに74HCU04のゲート2つを、IN-OUT間に抵抗をつけた「アナログ増幅」として使って振幅を電源(3V)レベルまで上げて、も一つゲートを通して方形波に成形して、カウンタに接続といった感じです。AM変調された分はガンガン増幅して飽和させてしまい、搬送波の分だけにしてしまう訳です。
組み立ててカウンタに接続すると、いい加減に作ったのでたまにノイズを拾って表示が乱れる事もありますが、概ね良い感じで594kHz付近を表示しています。しばらく動作させた後、カウンタのトリマを調整して、594.0005kHz±15Hzの中に表示はほぼ納まるようになりました。(ほぼ→たま~にノイズを拾うのか、数10Hz表示が飛ぶ事もあります)
トリマコンデンサの調整では、私が不器用なのかどうしても中心を594.0000ピッタリにする事はできませんでしたが、この程度のズレは温度とかが変化すればブッ飛んでしまうでしょうし、まあ良しとします。
これで本当に校正(らしき事)ができたのか?は怪しいものですが、目的に対して「何かしら利用できそうなものは無いか?」と考えてみるのは楽しいものです。




歩行者はどうしたら良い?

昨日のラウンドアバウト、ハード面でもう一つ二つの心配事を書き忘れていました。
ラウンドアバウトにしてしまうと、歩行者自転車は事実上その交差点は使えなくなってしまうのでは?。歩道橋か地下道を作るか、歩行者自転車には遠回りをしてもらってラウンドアバウトを避けなければならないのでは?まさか環状道路のすぐ外側の流出入道路に歩行者用信号作って・・・なんて事は考えていないでしょうし。
あと、どう考えてもかなり広い敷地が必要です。ラウンドアバウトの真ん中は公園にできるからといった話も聞くのですが、その公園にはどうやって行けばよいのだろう?
真ん中の公園まで歩道橋か地下道を通すのならば、今後の高齢化社会バリアフリー社会を考えればエレベータorエスカレータ必須ですが、そうなると信号機が要らなくなって設置管理コストが安くなるなんて言うメリットはあっさりとぶっ飛んでしまうのでは?まあ、真ん中にショッピングモール一つが入るくらいの(んで実際にそれを作って)巨大ラウンドアバウトとしてしまえばそんなデメリットも見えなくなるでしょうが、それってただの環状道路じゃね?
ラウンドアバウト化を計画している方は、私などよりはるかにIQの高い賢い方でしょうから、私の考えは杞憂なのでしょうけれど、社会実験のためにつまらない渋滞や事故には遭いたくないなと言う事だけは言いたいと、そう思うわけです。



ラウンドアバウト

日本にも環状の交差点「ラウンドアバウト」が導入されるんだとか。今までの信号での十字(あるいは五叉、六叉)路に比べて、交差点中心の環状の道をクルクル回りながら流入→流出するラウンドアバウトは渋滞を緩和できて、信号機が無いので災害時などの停電での混乱も少ないとの事。
10ン年前の会社員時代パリに出張で行ったとき、あちらの道路にはラウンドアバウト式の交差点が多いのに驚き、また石畳でできた道路のそれを細っこいタイヤをキュキュッと鳴らしながら、流れを乱さずに走り抜けるパリッ子たちの運転の上手さにも驚いた事を憶えています。
が、日本では無理なんじゃないかな・・・この方式。
まずはドライバー側の問題として、良く見かける十字路もまともに曲がれない(たとえば小さな車なのにやたら大回りして最終的にはフルロックまでハンドルを切る羽目になるような)人が小さな環状の道路をスムースに走れるとも思えませんし、ウインカーを正しく使えるのが大前提のこの方式で、ウインカーをまともに出さない人が多い現状では、つまらない接触事故の原因になってしまうとしか思えません。それに、おそらく流入側の車を意地でも前に入れまいとムチャな加速をする輩も多く出現するでしょうし。
ハード側の問題では、例えばどこか一箇所の流出側道路が渋滞してしまうと、ランアバウト交差点全体が詰まってしまうのも困るのではないかと思います。信号式の十字路でも交差点内に入ったまま信号が変わり、交差道路側に顰蹙を買う人、特にオバチャンがやたらにいるのが現実なので、一箇所流出が詰まると、環状道路全周にぴっちり車が詰まってしまい、他の道路への流出もできなくなるんじゃないかな~。
車線を守るとか、ウインカーは必ず適切に出すとか、流出の際の「ライン取り」とかの基本をドライバー皆でも一度考え直して、所謂オラオラ運転は免停にする位の罰則を設けるとかの対応も平行してしないと、結局社会「実験」で終わってしまうような気がしてなりません。

(いや、ホント左折時に、アホみたいに右一杯まで大回りして横断する歩行者を待つオバチャンやヤンキー達、どうにかして欲しいんですよね。トラックでもないのに左折車線から直進車線まではみ出さなければ曲がれないのだったら、も一度教習所に強制的に通わせるべきだと思うのですが・・・左折車線と右折車線で同時にそれをやられて、直進時に急ブレーキを強いられた事も何回かあるので、ホント怖いです)


周波数カウンタ

大人のオモチャ箱(って何だか良からぬ響きだな・・・)の中から、15年前に秋月さんで購入したまま作っていなかった周波数カウンタのキットが出てきました。本体とプリスケーラの併用でmax4.5GHzまで測れるというキットです。
一昔以上も前のものだから、LCDとかダメになっていないかな?と少し心配しつつ、組み立ててみると・・・動かない。LCDにはちゃんと表示は出るのですが、周波数をカウントしていない。慌てずに、(でも内心少し焦りつつ)工作を見直すと、ジャンパを一箇所忘れていて、さらにFET1個が逆挿しになっていました。これでは動きませんね。
気を取り直して、も一度動作させると、今度はちゃんと動きました。オシロのプローブ校正用信号をカウントししてみると、ちゃんと1kHzで表示されます。
んで、今度はプリスケーラ。こちらはSOPなICとチップ部品、リード付き部品の混在で、リード付き部品が入っていたところも基板パターン上問題ない所はチップ部品に変更して組み立て。バラックでの確認だからと基板のシールドもしていなければ、入出力も同軸ケーブルを使わなかったので(短いビニール被覆線のツイストで済ませてしまいました)、入力に何も接続しないと怪しい周波数が表示されてしまいますが、先日販売を始めたFMワイヤレスマイクの出力トランジスタC-Eにつなげば、ちゃんと90MHz付近を表示しますので、動作に問題は無さそうです。
ちなみにプリスケーラに使用しているICのスペック上は500MHz位が下限のようですが、信号レベルが高ければFM帯でも何とか拾ってくれるようです。ためしにワイヤレスマイクのアンテナ部分(出力トランジスタから5pFを通っただけ)にも接続してみたのですが、ここでは信号を拾えませんでした。
この後は、ヒマを見てケースに入れて仕上げるつもりなのですが、どうせなので
・電源はケース内蔵NiMHと外付けACアダプタに
・LCDはバックライト無しをバックライト付きに変更
・↑で消費電流も少し増えるので、レギュレータIC変更
・クロックを高精度化(と言っても水晶発振子を高精度モジュールに変更するだけ)
といった変更もする予定。
あと、カウンタ本体の対応周波数(max2MHz/18MHz)とプリスケーラ併用時のそれ(0.5~3GHz)の間が開きすぎているので、1/10か1/100のプリスケーラも用意したいな。
今年中に完成すればよいか?位の気持ちで、のんびりと組み立ててみる予定です。



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