以前にも書いたネタではあるのですが、教育産業がらみでの名簿といえば、困った事を経験しています。
「いつやるの?今でしょ!」な塾・予備校のイメージガールを鈴木杏ちゃんがやっていた頃、その塾・予備校を含めて複数の学校や予備校から、私の住所宛に前後してDMが届いた事があります。
ただし、宛名はたしか櫻井龍一と、結婚もしていない子どもなんかいるはずの無い当時は1人暮らしの私なのに、身に憶えの無い名前。
で、その中の「とうきょう」を無理やり当て字にしたような名前の高校に抗議の電話をすると、電話口のお姉さんはアッサリと非を認めて、名簿業者から購入したデータを元に発送したとの事。実在しない子どもの名前だったことに、驚きただただ平謝りな感じの電話口手の対応でした。
ところが「いつやるの?今でしょ!」な塾・予備校にも抗議の電話を入れたところ、そこからはとんでもない答えが。なんでもその塾で行った模試への参加者に送っているのだから、名簿業者からデータを購入した事は絶対にないとの事。とすれば、複数の業者から同じ架空の名前でDLが届いている事に整合が取れなくなると指摘しても、上の主張を繰り返すばかり。こちらから「ちゃんと調べたほうが良いよ」と諭しても、自分達はなにもやましい事はしていないとのご主張。例えば、それ以前にその塾から模試の受験票とか受験料の振り込み案内とかが送られてきていれば、仕事柄住所氏名を公開していますので、だれかがタチの悪いイタズラで架空の申し込みをしやがったか?とも考えられるのですが、過去にそんなものは受け取っていません。もし、そんなイタズラで架空の息子龍一君がその塾に登録されてしまったのだとしても、他の学校からも同じ名前でDMが来ていますので、データをお漏らしした可能盛大で、やはり問題です。
ちょっと気分が悪い案件なので、2時間くらいかけて、電話をかける相手を変えては問い合わせ&抗議をしたのですが、ラチがあきませんでした。
まあ、名簿業者からみれば、例えば一件数十円程度になれば、子どものデータは長く使える→一度大量に売ってしまえば後は新入生などの「差分」しかなかなか売れない事もあって、でっち上げでもして件数水増ししたほうがおいしくなったのかもしれません。
が、そんな業者からウソ入りのデータを買って、ウソを証明し得る強い証拠を突きつけられても平気でシラを切るような会社が教育産業を手がけているというのは、困ったものだと思います。
私の反省点としては、当時のDMは処分してしまったのと、電話での抗議だけで内容証明など後々残るものでの対応をしなかったこと。この件ではオバカなDMにだけ「龍一君」は存在していて、他には広がらなかったのですが、他にも広がっていたらと思うと、本当に気持ち悪いです。
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