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ECWのお~まい、があ~!!

エレ工房さくらい店主のお馬鹿な日々をつづったエッセイ?です。 「エレ工房さくらい」へは→http://ecwkit.nomaki.jp/ までお越しくださいね!
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ラジオストアも閉鎖か・・・

秋葉原駅の電子街口を出てすぐの、所謂「ガード下」にテナントが入っているラジオストアが11月末で閉鎖されるとの事。ラジオ会館も建て替えで・・・と言うよりその前からですが・・・電気関連の場所ではなくなってしまい、ガード下もなくなってしまうとなると、こりゃ厳しいなぁ。ラジオデパートの方は、おっちゃんたちやその下の世代の若い店員さんたちが頑張っていますが、建物の周りには私には不気味に見えるワザとらしいアヒル口をしたメイドさんたちが客引きに励んでいる始末ですし。
蛇足ながら、意識して表情を作った「アヒル口」とか「口角キュン」は、私にはお水な姐さんたちの厚すぎるお化粧と等価に思えます。
いくら通販が便利になっても、実物大の本物を見て手に取れるって言うのは、何より大切な事だと思うのですが、地方の部品屋さんも次々になくなり、秋葉原もどんどん萌えになり・・・となってしまうと、買わない(買えない)までも、ワクワク感(&店のおっちゃんに怒られちゃうんじゃないかなどのビクビク感)とともに部品や道具を見て回ったなんていう経験を持つ子ども達=将来に社会を背負う人たちがいなくなってしまうわけで、こういった現状は大問題だと思うんだけれどなぁ。
本音を言えば、その時々の収支は抜きにして、将来を見据えて、半導体や各種部品会社、工具会社なんかは、秋葉原のようなところに、直販所を出して欲しいンですよねぇ。ある程度技術の分かる店員さんを配置して。もちろん、私の生業には大打撃にはなりますが。でも、そんな所で実物に触れられれば、子ども達の中にも(その子にとって)ゲームなんかよりもっと面白い世界を見つけられる子も出てくると思うし、そんな子が大人になり、仕事に就くようになれば、そんな経験は決してムダにはならないんだよなぁ~。(多分・・・ネ!)
萌えを否定する気はサラサラ無いのですが、正直萌えが一時の半導体のように「産業の米」と言われたように、日本経済全体を支えられるか?といえば、そうとは思えませんし。
電子電気には限らず、産業の米と成り得る分野で、その産業を象徴する街として、一般の人からマニアからそれを生業にしている人から、皆が集まってある意味好き勝手できる、そんな場所は国として絶対に必要だ!!!と大上段に振りかぶりたくもなるニュースなのでした。




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