まあ、結論から言ってしまえば、とりあえずは光ります。ただし、普通の明るい部屋でも確認できるのは赤と黄で、それも抵抗など介さず直接電池につないでも、うっすら光っている程度です。緑になると、暗い部屋で目を凝らしてやっと確認できるものがあるかもしれないレベルで、白や青では光らないでしょう。
1.5Vで光るのだから、LEDのVFが約2Vで1.5Vでは回路を工夫しないとダメだよと言うのはウソだ!オマエの説明は間違っている!きっと部品を売りつけるためなんだろう、この悪質業者!!と非難する困った人もいるのが今までの残念な経験なのですが、VFが2Vと言っても、それは20mAとかの定格電流を流した時の順方向電圧降下なので、電流がうんと少なければそれより低い電圧でも流れます。多分赤LEDで1.5Vの場合、0.1mA程度ではないでしょうか?
悪質業者呼ばわりするためにつまらない事にアゲアシを取る事ばかり考えていないで、この事をよく見てみると、もしLEDに抵抗など介さず直接電源をつないでしまうと、1.5Vから2Vになっただけで電流はガハガバ流れ出してしまうのだから、電圧を加減してLEDに流れる電流を制限しようとするのは、微妙な加減が必要そうだな・・・と思えるかと。
1.5Vでの実験と2Vでのデータだけでは乱暴だ!と思えたら、例えばLM317を使えば1.2Vからの可変電源が簡単に作れますので、あとは安物でよいのでテスターを2台使って、LEDに掛ける電圧を徐々に高くする実験をしてみてください。きっとLED(と言うか、ダイオード)の電圧と電流の特性が実感できると思います。
こういったちょっとした確認実験もしないで、ヒトに説明ばかり求め、それに対してケチを付ける事ばかり考えている人が少なからずいる現実は、本当に残念なことです。
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