今日は近く販売を始めたいと思っている部品セットの試作をしてみました。といってもいつもの通りのちょっとした回路で、いつも通りのＬＥＤ点滅回路なんですが、ＣｄＳを使って暗くなると点滅を始める、一周期中の点灯時間も消灯時間も一瞬から数秒まで別個に可変可能な、そんな回路です。
で、すぐに組み立てられるだろうと鼻歌交じりにハンダ付けして、さて動作確認・・・うっ動かない。良く見てみるとＬＥＤが逆！んでそれを直して・・・あれれ、やはり動かない。工作を一通り見直しても工作不良箇所も見当たらず、メガネを外してド近眼の特権のスーパーマクロモードな肉眼で一箇所ずつ確認すると、スズメッキ線で配線したところが、線の端がランドからホンの少し離れているところが一箇所みつかりました。
早速その部分をハンダ付けしなおして、ようやく動作するようになりました。結局工作時間と同じくらいの時間をチェックと手直しに費やしました。
お客様からの「作ったけれど動かない！」とお問い合わせは多いのですが、ほとんどの方は作りっぱなしで工作の確認をしていなかったり、してもざっと見る程度だったりするようです。
上の恥ずかしい例のように、極簡単な、それも自分で考えた回路だって、不良箇所の洗い出しは時間がかかってしまうことがあります。
私のところのセットに限らず、動作しない時にはすぐに癇癪を起こしたりしないで、時間をかけてゆっくりとチェックしてみて欲しいものです。
PR
