回路の組み立て方の説明を書いていて困るのは、予想の斜め上の解釈をしてくれる人が少なからずいらっしゃる事。なんで素直に読んでくれないのか、書く側からは理解不能なので、ちょっと対応に苦慮します。
単純この上無いダイオードの極性の見方にしても、とにかくマークがある方がカソードと憶えてくれればな~んにも問題は無いのですが、どこをどういう解釈をするのか、1S2076Aなど多くのガラスパッケージのダイオードが紺色の色の濃いほうがカソードだからなのか、整流用など樹脂(灰色や黒)パッケージのダイオードに対して、色の濃いほうがカソードで、白のマークが入っているほうがアノードだ、説明書が間違っている!と譲らない人もいたりします。
んで、こちらと話が合わないのならば、メーカーサイトでデータシートを見てみれば良いだけの話なんですが、ここでも予想外にもテスターを持ち出して、抵抗測定モードでテスター棒を当てて、赤の側を白の帯がある方につなぐと電流が流れるんだから、俺様の方が正しい。それなのに回路が動かないのは、お前の側が間違っているのだから、責任を持って動くようにしろ!と、逆挿しにした回路を送ってくる方もいます。
テスターで抵抗を測定する場合、赤の方がマイナスに、黒のほうにプラスが出てくるモノも多いのですけれど・・・
こんなタイプの人にも変な勘違い間違いをされないようにするには、どんな表現にしたらよいのか?考えつつ回路部品セットの説明を書く今日この頃です。
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